国際送金にはどのくらいの時間が掛かりますか?

国際送金にはどのくらいの時間が掛かりますか?

Dec 30 2020


友人や家族、海外の取引先等に国境を越えた銀行送金を行わなければならない場合もあります。

しかし受取側へ着金するまで、どれだけの時間が掛かるでしょうか。


この記事では、国際銀行送金に掛かる時間について見ていきます。

また、クロスボーダー取引での手数料や処理時間を節約するための方法もご紹介します。


銀行送金とは?


銀行送金とは、金融機関のサービスを利用した電子送金のことです。

銀行送金を行うために送金する側は以下の情報を提供する必要があります。


  • 受取人の個人情報(例:名前や住所等)
  • 受取人の銀行口座番号
  • 送金する金額
  • 受取側銀行の住所(必要な場合)
  • 国際取引時に必要なSWIFT/BICコード等の銀行識別子
  • その他、取引に必要な情報(例:アメリカの場合、受取人のルーティング番号)


銀行送金は国内送金と国際送金の2つのカテゴリーに分類されます。

この2つのカテゴリーについて、詳しく説明していきます。


国内銀行送金とは?


国内銀行送金は、仲介業者を通さずに国内の決済ネットワークを経由して実行されます。

送金者はインターネットバンキングを利用するか、銀行の支店を直接訪問して送金を行う必要があります。


取引に必要な情報の提供後、金融機関側は送金に必要な情報と送金を実行するための指示を受取銀行へ送信します。

これが承認されると受取銀行側で送金が実行され、受取人の銀行口座へ資金が入金されます。


国際送金とは?


国際送金の場合、送金側の金融機関が直接受取側の金融機関へ資金を送金することはできず、

通常、SWIFT(国際銀行間通信協会)と呼ばれる金融機関向けの安全なネットワークを提供しているシステムを通して送金が行われます。

SWIFTは200か国以上で提供されていますが、全ての銀行がこのネットワークに参加しているわけではありません。


国内送金の場合は送金側の銀行と受取側の銀行が直接接続されていますが、国際送金の場合はこのような直接的な接続はありません。

その為、送金側の銀行は送金側と受取側を繋ぐ仲介金融機関を利用する必要があります、

中継金融機関によって接続が構築されれば、受取人に資金を送金することが出来るようになります。


送金に掛かる時間について(国内送金)


送金側の金融機関が受取先へ送金する際に掛かる時間は通常1~2営業日であり、当日中に処理が行われる場合もあります。

実際に処理を行う際に掛かる時間は、銀行ネットワークや送金の種類、取引を行う金融機関によって異なりますが、

例えば、インドでは3つのタイプの銀行送金があります。

まず、一般的な National Electronic Fund Transfer (NEFT)では、午前8時~午後7時の営業時間内でのみ処理が行われますが、

リアルタイム送金(RTGS)は、月曜日から土曜日まで処理を行うことができます。

一方、Immediate Payment Service (IMPS)では、24時間対応しており数数秒以内に受取側の口座へ資金が送金されます。

さらに、IMPSと同様イギリスのFaster Payments Service (FPS)は、国内の取引に対してリアルタイム送金を提供しています。


送金に掛かる時間について(国際送金)


国際送金は送金時に必要な仲介業者が多ければ多いほど、着金までに時間が掛かります。

その為、国際送金の処理時間を正確に見積もることは非常に困難です。

多くの場合、3~5営業日で受取側の口座へ着金しますが、多くの仲介機関が関与している場合は更に時間が掛かる場合があります。

また、以下の要因によって送金に遅延が生じる場合もあります。


  • 送金情報に誤りがあった場合:受取人の情報を誤って入力すると、国際送金時に問題が発生することがあります。
       このような場合、送金に時間を要するだけの場合もありますが、送金を実行することが出来ずに長い時間や手数料が発生するだけでなく、返送となる場合もあります。
  • 銀行休業日:銀行の休業日は国際送金に時間が掛かる最も一般的な要因の一つです。銀行休業日は、送金側と受取側の両方の金融機関で処理が行われません。
  • 週末:銀行は平日の営業時間内のみ処理が行われます。営業時間は国によって異なりますが、イギリスやヨーロッパでは月曜日から金曜日まで営業しています。

       しかし、アラブ首長国連邦(UAE)のような中東諸国では日曜日から木曜日まで営業しており、香港では月曜日から土曜日まで営業しています。

  • タイムゾーン:国際送金を行う際、タイムゾーンの違いも考慮する必要があります。

       例えばロンドンと北京で国際送金を行う場合、ロンドンで11時に処理が行われても7時間の時差がある為、北京の金融機関側で当日に処理が行われることは困難です。

  • 通貨両替:送金側と受取側の通貨が異なる場合、遅延が生じる場合があります。
  • 受取側の問題:銀行ネットワークは国によって大きく異なります。簡単に送金を行うことができる金融機関もあれば、不正防止の為に厳格な確認を行う金融機関もあります。
  • 規制:世界の金融機関はサイバー犯罪やテロ関係等の不正取引を取り締まる為、厳しい規則に従う必要があります。金融機関側が顧客の送金にフラグを立てた場合、

       顧客の資金が不正な活動に関与していないことを確認できるまでは送金は行われません。このようなプロセスには時間を要する場合があり、

       金融機関側が取引に関連する追加情報や書類の提出を要求することがあります。


国際送金を行う最良の方法とは?


国内送金はコストの削減と処理時間の短縮を特徴としている為、国際送金よりも送金方法として適しています。

しかし受取人が国外にいる場合は、国内送金を利用することはできません。


受賞歴のあるe-WalletサービスSTICPAYは、このような問題を解決すべく

便利で費用対効果の高いスピーディーな取引を提供する為に、入出金方法として国内銀行送金を取り入れています。

アジア数カ国の金融機関との提携により、現在インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、中国、韓国、日本で国内銀行送金を利用することができます。

また国内銀行送金に対する需要拡大に向け、より多くの国家で国内銀行送金サービスを提供できるよう取り組んでいます。


STICPAYユーザーは国際送金時に発生する処理時間や高額なコストを抑えつつ、海外のユーザーへも簡単に資金を送金することができます。

また国内銀行送金の他にも以下の入出金方法を提供しています。


  • Visa
  • MasterCard
  • 海外銀行送金
  • 仮想通貨 (Bitcoin, Litecoin, Ethereum)


STICPAYアカウントへ資金を入金すると、1%の手数料でアカウント内送金を行うことができます。

またマーチャントが提供しているサービスや商品購入の際にSTICPAYを使用することもできます。

更にSTICPAYのユーザーは、プリペイドカードSTICカードを利用して低い手数料で簡単に資金を引き出すこともできます。


STICPAYは190カ国以上でサービスを提供しているほか、29の現地通貨でアカウント内ウォレットを複数作成することができるため、

アカウント内で手数料なしで通貨を両替することもできます。

さらに、より便利なサービスを提供するためにSTICPAYでは19の言語で使用できるウェブプラットフォームのほか、iOsとAndroidでモバイルアプリも提供しています。


STICPAYでは利便性を重視しているだけでなく、ユーザーの安全性を最重視しています。

その為、高度なセキュリティと詐欺防止に加え、マーチャントとユーザーの両方に対して厳格なKYC確認とAML確認を行っています。


STICPAYによるスマートな国際送金


海外への送金は高額なコストに加えて、受取側へ着金するまでに大幅な時間を要することがあります。

しかしSTICPAYの国内銀行送金サービスを利用することで、STICPAYユーザーは低コストかつスピーディに国境を越えた送金を行うことができます。


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